<母の日>母親がテーマの映画5選【あなたもきっと観たくなる!心温まる5つの親子の物語をお届け】
どうもこんにちは、fukubroです。
5月に入り、急に暑くなったような?我が家ではもう衣替えを終え、毎日半袖で過ごしています。季節の変わり目は体調を崩しやすいと言いますのでこまめな水分補給を心掛けたいですね。
さて、5月10日は「母の日」ですね!
今回はそんな母の日にぴったりの「強い母親」をテーマとした心あたたまる5つの作品のご紹介です。個性豊かな母親たちの人間模様にも注目してみると作品の理解がより深まるかと思います。では、さっそく見ていきましょう!
- 死にゆく母が家族へのこした最上の愛『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016/日本)
- ある日突然明るい母が別人のようになったら家族はどうなる『ぼくたちの家族』(2014/日本)
- 原爆をテーマに戦争の悲惨さと親子の絆を描いた「母と暮らせば」(2015/日本)
- 子育てを健気にがんばる花を応援したくなる「おおかみこどもの雨と雪」(2012/日本)
- 知的障害をもつ我が子の理解者になろうと奮闘する母の愛『Mommyマミー』(2015/カナダ)
- おわりに
死にゆく母が家族へのこした最上の愛『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016/日本)
出典:シネマトゥデイ
125分/ドラマ
<監督>中野量太
<キャスト>宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョー、松坂桃李 ほか
銭湯「幸の湯」を営む幸野家。
女将の双葉(宮沢りえ)は一年前に失踪した夫・一浩(オダギリジョー)のかわりに家庭を支えるためパートをしながら娘・安澄(杉咲花)を学校へ通わせます。
職場で突然倒れ、病院で検査を受ける双葉。そこで余命2ヶ月の末期ガンと診断されます。突然の宣告に落ち込む双葉ですが、
残された時間を家族のために使おうと「死ぬまでにやること」を実行していきます。細身の体で肝っ玉母ちゃんを違和感なく演じ切る宮沢りえの演技に打ちのめされました。
<ポイント>
・無名の新人監督が手掛けたオリジナルの脚本が業界で大絶賛!
・ただの“お涙ちょうだい”ものではない。笑いと感動の今までになかった作風
・一度みただけでは気づかない伏線がいたるところに仕掛けられている。2~3度みかえしても面白い発見がある
主題歌はきのこ帝国の「愛のゆくえ」。心に響く歌詞と歌声に癒されます。
ある日突然明るい母が別人のようになったら家族はどうなる『ぼくたちの家族』(2014/日本)
出典:シネマトゥデイ
117分/ドラマ
<監督>石井裕也
<原作>早見和真
ごく普通のどこにでもいる4人家族、若菜家。
しかし、母・玲子(原田美枝子)が脳腫瘍と余命宣告され、すべての責任が長男・浩介に降りかかります。自営業の父・克明には多額の借金があり、大学生の弟・俊平は頼りない態度。
これまで家のことを母に頼りきりだった 一家は母の病気を機に変わることを決意。長男・浩介を筆頭にそれぞれが家族の一員としてやるべきことを再確認する。
妻夫木聡と池松壮亮を兄弟にキャスティングしたのが良かったと思います。追い詰められながらも家族を束ねようと必死にもがく長男の姿に感動しました。
原爆をテーマに戦争の悲惨さと親子の絆を描いた「母と暮らせば」(2015/日本)
出典:松竹チャンネル
130分/ドラマ
<監督>山田洋次
1948年8月9日、長崎に落とされた原子爆弾によって命を落としてしまった青年・浩二とその母親・伸子の愛と絆の物語。
伸子は息子が原爆で亡くなったという知らせを受けても、その死をすぐに受け入れることができないでいました。
浩二の恋人・町子も浩二が生きていると信じ、帰りを待ちます。浩二がいなくなってから何度目かのお墓参りで二人はようやく未練を断とうと約束します。
すると、いきなり伸子の前に学生服姿の浩二が現れ…。
<ポイント>
・息子を想って暮らし続ける母と、母を心配して亡霊となって現れる息子の親子愛に思わず涙する
吉永小百合さんと樹木希林さんのお母さん役はなんだか安心感があってテーマに関わらず毎回みてしまいます。
子育てを健気にがんばる花を応援したくなる「おおかみこどもの雨と雪」(2012/日本)
出典:KADOKAWAanime
<監督>細田守
<声優>宮崎あおい(花)、大沢たかお(オオカミオトコ) ほか
女子大生の花は、ある日大学の授業で見慣れない格好の青年を見つけ、声をかけます。
そして、花が勉強に誘ったことを機に仲良くなります。2人は次第に惹かれ合いますが、青年は自身がオオカミオトコであることをカミングアウトします。
花は彼の素性を知ったうえで一緒に暮らすことを決意し、彼の子どもの雪と雨を産みます。
親子は都会の隅っこでひっそりと仲睦まじく暮らしますが、 そんな一家をある不幸が襲います。
『時をかける少女』『サマーウォーズ』『バケモノの子』など数々のヒット作を世に送り出す細田監督作品。
人間として生きるか、オオカミとして生きるか…究極すぎる2択ですよね(-.-)
知的障害をもつ我が子の理解者になろうと奮闘する母の愛『Mommyマミー』(2015/カナダ)
出典:シネマトゥデイ
134分/ドラマ(PG12)
<監督>グザヴィエ・ドラン
<キャスト>アンヌ・ドルバル、スザンヌ・クレマン、アントワン=オリビエ・ピロン
知的障害を抱える15歳のスティーヴとその母親・ダイアンの親子二人三脚の歩みを過激に描いた作品。
更生施設から戻ったスティーヴは再び母親・ダイアンと暮らし始めますが、常に問題を起こしダイアンを困らせます。スティーヴも大好きな母親を悲しませたくないと落ち込む半面、スイッチが入ると怒り任せに暴れる性格を直せずにいました。
そんな時、親子は隣家に住む高校教師のカイラと出会い、親しくなります。スティーヴも少しずつカイラに心を開いていきますが…。
<ポイント>
・第64回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員特別賞を受賞!
・若きスター、グザヴィエ・ドラン監督の25歳にして5作目の作品
・画面のアスペクト比1:1は狭い世界での“生きづらさ”を表現したよう
今回唯一の海外映画です。こんな親子の形があってもいいって思える作品でした。スティーヴが自分の殻を破るシーンでOasisの『Wonderwall』とともに爽快に駆けていくところは何度見ても清々しい。
おわりに
というわけで、今回は 「母の日」に観たい映画特集ということで5つの作品をご紹介させていただきました。
みなさんは「母の日」と聞いてどんなことを連想しますか?
世の中には理不尽な理由で子どもを傷つける親がたくさんいますが、「父・母の我が子を想う愛に勝るものはない」 という言葉があるように母親の愛は海よりも深いものです。
日々忙しく過ごしていると、"感謝"を忘れがちになったりすることってありますよね。
私もそんな一人です。映画を観て親への感謝の気持ちを共有しましょう。
どうか読者のみなさまにとって映画時間が有意義なひとときになりますように。
最後までご覧いただきありがとうございます。ではまた次回。
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