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映画『アウトブレイク』あらすじ・感想【未知の殺人鬼ウイルスが猛威を振るう!サスペンスパニックアクション】


アウトブレイク DVD

 

こんにちは!

今回ご紹介するのは、1995年にアメリカで制作されたアクション映画『アウトブレイク』(原題:Outbreak)です。本作はエボラ出血熱をモチーフに制作された映画だと言われています。アウトブレイクという言葉は日本語に訳すと、悪疫という意味。コロナ禍に陥った今、『コンテイジョン』に続いて注目されている作品です。

 

 

映画『アウトブレイク』作品情報 

監督ウォルフガング・ペーターゼン

キャストダスティン・ホフマンレネ・ルッソモーガン・フリーマンケヴィン・スペイシードナルド・サザーランド ほか

上映時間:128分

 

≪≪予告動画:英語版


出典:Movieclips Classic Trailers official

 

映画『アウトブレイク』あらすじ

1967年、アフリカにあるモターバ川流域の小さな村でウイルス性の感染症が流行します。これにより、内戦に参加していた傭兵部隊の隊員が次々と命を落としてしまいます。未知のウイルスで続々と人が亡くなっているという知らせを受けて、調査のために現地へアメリカ陸軍の部隊が送り込まれます。しかし、アメリカ陸軍幹部はこのウイルスを細菌兵器の開発に役立てようと企みます

 

そして、軍は感染者の血液をサンプルとして持ち帰り、生き残りの傭兵ごと村を爆弾で吹き飛ばしてしまいます。軍の上層部は細菌兵器開発の証拠を隠ぺいするために多くの犠牲を出したのです。しかし、ウイルスは完全に消滅することはなく、時を経て更にパワーアップして人類に襲い掛かるのです。

 

映画『アウトブレイク』感想

 

ここから先はネタバレを含んだ内容が含まれますので、 ご注意ください!

 

組織の裏切りと隠蔽

 

アウトブレイクの初期の段階では、感染規模はアフリカのモターバという小さな村の一部での発生でしたので、その時点で何らかの対策を打ち出していればここまでの被害は出なかったと思われます。

 

しかし、アメリカ陸軍の上層部は予想以上の現地の被害に慌てるでもなく、ウイルスを利用して他国に脅威を見せつけるために細菌兵器を作ろうと思い立ったわけです。

 

そして、年月をかけてモターバウイルスを使った細菌兵器を完成させ、血清とともに軍の下の人間にも知られないよう隠して保管します。このことを知っているのは上層部のマクリントック少将とフォード准将だけです。

 

本作では森の奥地に住む野生の猿がもつウイルスが感染源となっていて、ウイルスの抗体ができていない人類や他の動物が感染すると発症してしまうという設定になっています。

 

現在世界中で騒がれているコロナウイルスも元々は中国でコウモリを食した人がウイルスに感染したのがきっかけだという噂が流れています。一方で政府が人為的に作ったという陰謀説も唱えられていますが…本当のところはわかりません。

 

悲劇の再開

 

アフリカのモターバ川流域の村でウイルスによる被害が報告されてから数十年後、今度はアメリカでも感染者が見つかります。

 

アメリカで最初の被害者となったのは密売人のジンボ―とペットショップのオーナーでした。二人はアフリカから密輸された一匹の猿を介して感染してしまいます。そして、被害は町全体へと拡大していきます。

 

それでも、アメリカ陸軍上層部のマクリントック少将は組織の任務遂行を優先的に考え、部下のフォード准将に爆撃準備を進めるよう指示を出します。上層部の不審な動きを怪しいと疑った陸軍医学研究所のサムは、上からの命令に背いて独自で研究を開始します。

 

そして手掛かりを掴んだサムは部下のソルトを引き連れて軍に追われながらも宿主の猿を捕獲し、血清の合成に成功します。

 

勇気ある行動が大勢の命を救う 

 

組織の任務遂行が第一のマクリントック少佐と任務よりも人命が優先というサムの間に挟まれてフォード准将は頭を抱えたことでしょう。

 

大きな組織であるうえに上下関係が厳しい世界なためフォードはサムの考えを理解しつつも、自身の立場や組織が国のために果たすべき責任を考えるながら動かなくてはなりません。

 

なので組織の意向ということで考えれば、一概にマクリントックの言うことも否定することはできないでしょう。

 

しかし、結論からいえばマクリントックは組織に踊らされていた存在にすぎず、陸軍という大きな組織であっても、間違っていることを強行するようなことが容認されてもいいということにはなりません。

 

サムのように間違いをきちんと指摘し、組織を変えていこうという人間が多くの人々に支持されることは言うまでもありません。

 

おわりに

 

というわけで今回は、映画アウトブレイクについてご紹介してきました。

 

さいころ金曜ロードショーとかで観たことがあったような気がしますが、「コロナで騒がれてるからもう一度見よう」という気になりました。

 

きっかけは友人からの勧めだったのですが、やはり雰囲気や作りこみは90年代のハリウッド映画という感じがしました。

 

思いのほかヘリでの攻防戦は観ていてハラハラドキドキできてとてもよかったです!

 

外出自粛でストレスが溜まっている」「映画を観てストレス発散したい」という方にはおすすめです。

 

同じウイルス系の映画でコンテイジョン』『新感染』という作品のレビューもそれぞれ書かせていただきましたので、興味のある方はぜひ見てみてください!

 

 

 最後までご覧いただきありがとうございます!では、次回もお楽しみに!!

 

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